映画「エクス・マキナ」を観た感想(レビュー)

映画「エクス・マキナ」の大まかなあらすじ

世界最大の検索エンジン会社で働いているとある社員(ケイレブ)が社長から社員向けプレゼントの社内抽選で社長(ネイサン)が住む別荘に1週間滞在できる権利を獲得し、招待される。別荘に到着してみると人工知能(AI)を搭載した女性型ロボット(エヴァ)を見せられ、テストに協力することになるが……。

ジャンル: SFスリラー
監督: アレックス・ガーランド
キャスト: エヴァ役:アリシア・ヴィキャンデル
ケイレブ役:ドーナル・グリーソン
ネイサン役:オスカー・アイザック
製作年: 2014年(イギリス)
日本公開年: 2016年
原題: EX MACHINA

映画「エクス・マキナ」の個人的おすすめ度

おすすめ度(100点満点評価):【 70点 】
映画好きなら一応観た方がいい作品かも。これから訪れるであろうAI社会の未来への暗示やAI独特の不気味さや怖さが味わえる作品と言えます。

ご飯を食べながら観れるか? ← 最後の方で殺人シーンがあります。なのでおすすめしません。
家族と一緒に観ても大丈夫か? ← 裸シーンがちょいちょいあるし、社長の下ネタ発言シーンもあるのでおすすめしません。

映画「エクス・マキナ」を観た個人的感想

今後、AIが爆発的に進化していくことが予想されるご時世でAIについて色々考えさせられる作品だった。エヴァ(AI)が何を考えてるか分からない不気味さがあって、見ていてちょっと怖くも感じた。ラストシーンの後は女性型ロボット(エヴァ)と社員(ケイレブ)がそれぞれどうなったのかを色々と想像してしまいます。

映画「エクス・マキナ」のここが良い

  • タイトルが中二病臭くてカッコイイ。
  • 2019年現在に視聴しても映像的にはそんなに古臭さは感じなかった。
  • 静かで不気味な雰囲気で物語が進行していき、独特の世界観がある。
  • AIについてちょっと考えさせられる内容だ。
  • この映画の中で出てくる検索エンジン企業の「ブルーブック」は、あきらかにグーグルがモデルでニヤりとしてしまう。

映画「エクス・マキナ」のここがちょっと…

  • 「心理戦に勝つのは、人間か、人工知能か―」みたいなキャッチフレーズだったけど、「人間 vs AI」の心理戦を作中では上手く見せきれていないと思った。そもそもAIは合理的に判断して行動しているだけであって心理戦自体を行っていない気さえする。
  • 途中からラストの展開が読めてしまう。
  • 自分はIT分野に詳しいから楽しめたが、作中の会話でIT用語がちょこちょこ出てくるのでIT系に疎い人が見るとよく分からないと思う。

映画「エクス・マキナ」へのツッコミ

プログラマーなら絶対に自分にだけは危害を加えないようにプログラムしておくはずだけど……。

ロボット工学三原則を完全無視w

【ロボット工学三原則】

  • 第1条:ロボットは、人間を傷つけてはならない。また、危険を看過して人間に危害を及ぼしてはならない。
  • 第2条:ロボットは、第1条に反しない限りで、人間の命令に従わなくてはならない。
  • 第3条:ロボットは、前掲1条 及び 2条に反しない限りで、自己を守らねばならない。

秘密の施設にしてはセキュリティがあまりにも甘すぎる!

例えば、AI(エヴァ)にハッキングされて何度も何度も停電するシーンがある。ネイサンはIT企業の社長でプログラマーで超金持ちって設定のくせに停電時対策用の無停電電源装置も付けてないし、原因を徹底的に究明しようとしていないし、早急にも対策を行わなかったのはあまりにもリアリティに欠ける。そもそもAIのエヴァを動かし始めてから停電が起こるようになっているので、プログラマーならすぐにエヴァがなんらかの原因と疑うはずだ。プログラマーのネイサンの部屋の鍵が生体認証を使わずにカードキーだけとかかもリアルではありえない。

あと主人公のケイレブだけど、社長のネイサンがケイレブの趣味趣向を事前に調べてケイレブ好みの外見と性格にした女性型AIロボットにしたとはいえ、相手はAIと分かっているのに、ほんの数日間であんなにすぐに相手(AI)を好きになるのは見ていてかなり違和感を感じた。

通常の人間社会では「ひと目惚れ」ってものもあるだろう。しかし、最初の頃の女性型ロボット(エヴァ)は、つるっパゲであり、身体の機械部分も見せられいる。もともと最初からAIと聞かされているし、社員(ケイレブ)は深層心理でも相手は完全にAIロボットと認識している。それなのにほんの数日間であんなに相手(AI)を好きになっている社員(ケイレブ)の行動はかなり違和感ありありだった。テストが長期間におよんでいたのならAIに対してでも情がわくだろうからまだ分かるが、たった数日間であれはないのではなかろうか。

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